観光2022年06月22日
「太古の森(たいこのもり)」
ーー三木町のシンボルツリー「メタセコイア」の森
2700本のメタセコイアが生い茂る、三木町民のいこいの場所です。「みどりの丘」、「展望の丘」、「記念の丘」、「太古の広場」があり、それぞれを結ぶ散策コースからなります。
メタセコイアは、100万年前、恐竜と同時期に生育していたと考えられている、生きた化石植物。メタセコイアがあったであろう時代にちなんで、『太古の森』と名づけられました。
メタセコイアと三木町の関係
メタセコイアは、三木町出身の植物学者、三木茂博士が1941年に植物の化石を発見し命名した植物です。三木町立三木中学校には、1966年に町内から寄贈された木を植樹した「メタセコイアの庭」があり、町の記念樹として、三木町で育った人たちは、子どものころからメタセコイアに親しんでいます。
ーー太古の森への行き方
太古の森は、讃岐百景のひとつ「山大寺池」のほとりにあります。池の東側に突き出た半島部分で、「三木町総合運動公園」の駐車場に車を停め、そこから山大寺池にかかる浮き橋「水上アベニュー」を渡っていくことができます。
※月曜は総合運動公園が休みのため、駐車場には入れません。
水上アベニューの途中にはベンチが置かれた出島があり、「嶽山(だけやま)」を望めるなど、ゆっくり景色を楽しむことができます。
ーー太古の森で、恐竜と森林浴さんぽ
太古の森には、メタセコイアと同時代に生息したと思われる、恐竜のオブジェが点在します。なかに入って遊んだり、写真を撮ったりと、子どもたちに人気の遊び場となっています。
「記念の丘」には、「ティラノサウルス」のオブジェとともに、三木茂博士の偉業をたたえる記念碑も置かれています。
樹々に囲まれた雰囲気たっぷりの空間は、まるで恐竜の時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。
降り注ぐ木漏れ日のなか、太古の昔に想いをはせながら、のんびり散策を楽しんでください。
メタセコイアは紅葉も美しく、11月中旬〜下旬ごろは、黄色と赤色のグラデーションになるメタセコイアを目当てに、写真を撮りにくる人も多く見られます。
一年を通じてさまざまな表情を見せるメタセコイアの森に、ぜひ遊びにきてください。
DATA
太古の森(たいこのもり)
住所:香川県木田郡三木町大字上高岡2547-1
アクセス:ことでん長尾線「学園通り駅」より車で10分
※公開時点の情報になります。最新情報はホームページなどでご確認ください。