観光2022年06月22日
「嶽山(だけやま)」
ーー散策に、鎖場に、絶景に、楽しみが広がる嶽山
名前の通り、「白山(しらやま)」にくらべると、たけだけしく険しい山です。ころんとしたおむすび型の白山とは対照的に、ゴツゴツとした形をしています。
標高は204mと、203mの白山とほぼおなじ高さで、まるでふたごのような存在。白山とおなじく、三木町の人にとってはなじみ深い場所です。
散策が楽しめる登山道に、鎖場のある岩場と、変化に富んでおり、アスレチック感覚で登山が楽しめます。また、道中にはさまざまな植物が見られるとともに、いのししなど野生動物の気配を感じる場所に出くわすこともあります。
登山道はありますが、岩場が多いため、動きやすい服装と登山靴かすべりにくいスニーカー、グローブが必需品です。
頂上には天空の鳥居があり、「新さぬき百景」に選ばれるなど、写真スポットとしても人気です。
頂上からは360度のパノラマが広がり、屋島や高松市街、お天気の日は瀬戸内海や対岸の岡山県まで望むことができます。また、雲海が現れることもあります。
さらに、尾根を伝って先の祠(ほこら)まで行くことができます。
登山時間は往復で1時間ほど。鎖場はありますが、標高がそれほど高くないので、三木町内では、犬の散歩に行く人もいるなど、日常に溶けこんでいる山です。
ちなみに、祝祭日は頂上に国旗がかかげられます。揚げているのは、地元有志の方で結成された「嶽山国旗掲揚会(だけやまこっきけいようかい)」で、1981年の夏に山頂に掲揚台をつくりました。嶽山は岩場が多く、足元がすべりやすいため、二人一組で掲揚しています。
登山時はもちろん、三木町のいろいろなところから見えるので、祝祭日は山頂の旗にも注目してみてくださいね!
DATA
嶽山(だけやま)
住所:香川県木田郡三木町大字氷上
アクセス:ことでん長尾線「学園通り駅」より車で30分
※公開時点の情報になります。最新情報はホームページなどでご確認ください。